小6そら豆は、元々、国語が大変苦手な子でした。
男女の脳の特性もあるのか、そら豆の場合は理系脳に寄りすぎていて、その代償なのか?と悩んだ時期もありました。
だけど、苦手だからといって、ほっといて良いものではありません。
どうすれば国語力を改善できるんだろう、、と当時、色々な本を読み漁って、一冊の本と出会いました。
目から鱗で、今も私のバイブルです。
この著者の松永先生にお会いしたくて、すぐに教育相談の予約をとり、その後、そら豆は音読の指導を受けるために、しばらく西荻窪にある松永先生のお教室へ通うことになりました。
第三者に入ってもらうと、急に道が拓けることがあります。
そら豆の英語が真島先生によって救われたように、国語は松永先生によって救われました。
松永先生は芯にインテリジェンスを感じさせる方で、かといって、偉そうにすることもなく、目先の点数には一切興味ない、ただただ知性の本質にこだわる、そんな方でした。
子どもの扱いもうまく、お客様扱いというのではなく、イジリが絶妙、子どもの失敗に全力でつっこんでくるというようなユーモアを携えた方です。
こんな方と時間を過ごせたら、知性が少し伝染するかも?なんて思いました。
松永先生のところでは「カタカムナ」を一音一音区切って、大きな声で音読するところから始まります。
日本語の大元は「カタカムナ」にあり、という理論からです。
そのうちに、古文に移行。
当時の世界観をわかりやすく説明もしてくれます。
そら豆が頑張ってギリギリ理解出来るラインでお話しをしてくださるのが、話を理解する筋トレになったと思います。
しばらく通う内に、そら豆が突然、言いました。
「なんか、頭が良くなった気がする」
と。
聞いてこれほど嬉しいことはありません。
母は君の頭を良くしたいのだから。
何でそう思うの?と聞いたら、物事がスムーズにわかる、と言うのです。
実際に、国語のテストではわかりやすい程に得点が取れていきました。
そら豆も「松永先生のおかげだ。」と自覚していました。
松永先生による音読指導のおかげで、国語にそこまで悩む必要がなくりました。
大人の私でも、この松永先生の音読法に取り組むと、物事がスムーズに理解できて、頭が冴え渡る感覚が少し掴めました。
松永先生は、
音読は「日本語了解能力」を上げる
という言い方をされていました。
何といっても国語が学力の根底にあるので、そのおかげで、そら豆の学力は安定していったと思います。
その後、松江塾に入塾してからも音読に取り組みます。
しかし、中間テストで国語90点とったそら豆は、この前の期末テストで80点をとることになりました。
他教科に比べて、一番悪いです。
何があったのか。
この期間に変わったことといえば、ただひとつ。
音読を3ヶ月も丸サボりしたのです!
体調不良など、いかんともしがたい事情はあったにせよ、サボりはサボりです。
声かけも軽くはしてはいましたが、軽くで動くそら豆ではないのです。
自分からやってほしくて、母はまるおの音読だけをサポートしていました。
そら豆と8月になるにあたって、音読について、国語のテストの件について話しました。
最初は気付かなかったそら豆ですが、あぁ〜、、と腑に落ちたようです。
(母も少し前に気付いたんですが、さぞ知っていて泳がせてた様な口ぶりで話してしまいました)
8月から、またイチから音読を頑張るそうです。
音読には、かなりの効果がある。
一回一回はなんか意味あるかな?と気付けないくらいかもですが、ずっとやらなかったら確実に能力が下がりました(;´д`)
これは、やらなかったらもったいないですよね。
ちなみにそら豆が久しぶりに取り組む音読、内容が高度で、これを自分の思考体系として取り込めれば、そりゃ、国語の学力もついてくるよなぁ〜って、聞きながら感じていました。
言語能力は思考ツールなので、言語能力を上げることは頭を良くすることに直結するんだと思います。
松江塾は音読がシステム化されていて、本当にありがたく思います🥺